結納に必要な書類
結納に必要な書類としては目録、受書、家族書、親族書が挙げられます。
ここでは目録、受書、家族書、親族書などの書き方やポイントについて詳しくご紹介します。
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結納に必要な4つの書類
目録 |
目録とは、用意した結納品の詳細やその品数などを書き記した書類。 「このような結納品を用意してきましたよ」という証になるもの。 目録と受書は同じ内容になります。 |
受書 |
受書
は結納品を確かに受け取ったことを証明します、という内容の書類で領収書の役割を担っている書類です。 正方形の片木盆(へぎぼん)、または広蓋と呼ばれるお盆に載せて渡します。 女性が結納品を贈らない関西式の場合は受書を用意するのは女性側だけとなります。 結納品を受け取った際に渡す書類ですので、あらかじめ用意しておく必要があります。 そのため、男性側に前もって結納品の品を確認しておくか、男性側で受書を用意しておくのが一般的です。 |
家族書 |
家族書とは自身の家族構成を紹介するための書類で、この家族書
には同居している家族の氏名、続柄、年齢を記入します。 記入する際は父、母、祖父母、年長の兄弟姉妹の順番で記入し、本人の名前は最後に書きます。 家族が結婚し、配偶者も同居している場合には、その配偶者の名前も記入する必要があります。 続柄は結婚する本人から見た続柄を書き入れます。 |
親族書 |
親族書とは、三親等内の祖父母、別居の兄弟姉妹、伯父伯母を記入するものです。 結婚する本人から見た親族の続柄、氏名、住所などを記載します。 奉書紙などに毛筆で書くのが正式な方法とされています。 |
※目録と受書は市販の結納セットにも含まれており、あらかじめ品目が印刷されているため、書き込む必要がある項目を書き込んで使用します。
書き込む際には、濃いめの墨をつけた毛筆で書き込みます。
結納金の呼び方が「御帯料(おんおびりょう)」や「小袖料」など地方によって異なるので、事前に両家で打ち合わせしておく必要があるでしょう。
「御帯料」は、女性から男性に贈る場合は「御袴料」となるので注意が必要です。