人前式
特定の宗教によらず、列席者の前で結婚を誓い合う人前式は新しい形の結婚式として注目を集めています。しかし、ご両親やご高齢の方など年配の世代にはなじみにくい場合があるため、なぜこのスタイルを選ぶのか、どんなこだわりがあるのかを、事前にしっかりと説明しておく必要があるでしょう。
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人前式の進行例
新郎新婦入場
新郎、新婦の順に入場し、司会者が開式の口上、二人の紹介などを行います。
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結婚の誓約
新郎新婦が誓いの言葉を読み上げて、結婚誓約書または婚姻届にサインをします。
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結婚成立の宣言・挨拶
司会者が二人の結婚の成立を宣言します。お礼の言葉などもここで述べます。
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結婚の承認
司会者や証人代表などが二人が夫婦になったことを報告。
招待客は拍手やサインなどで2人が夫婦になったことを認めます。
人前式の演出
人前式の場合、二人のオリジナリティを出せることや決められた形式が無いということが魅力の一つで、近年人気のある演出となっています。
お世話になった招待客の方々と一緒に夫婦になる瞬間を過ごしたいというカップルも増えています。
しかし人前式の場合、司会や会場の雰囲気によって厳粛さに欠ける、という点や、挙式と披露宴の会場が同じ場合も多いため、その間のメリハリをつけにくいという欠点もあります。
挙式の厳粛さと、結婚をお祝いする披露宴という宴会の気軽さの二つをきちんと表現するよう気を配る必要があるでしょう。