関西地方の結納

結納品をお互いに贈りあう関東式では「結納を取り交わす」というのに対して、関西地方では男性側が結納品を贈ることから「結納を納める」といいます。
ここでは関西地方の結納のしきたりや特徴についてご紹介します。

スポンサーリンク

関西地方の結納のしきたり・特徴

関西(近畿)地方(滋賀県、京都府、奈良県、三重県、和歌山県、大阪府、兵庫県)の結納品は5品目、7品目、9品目が一般的ですが、化粧品なども入れると15品目や23品目となる場合もあります。
結納は関西式で行われます。

主な結納品
滋賀県は目録、熨斗、帯地料(松)、家内喜多留料(竹)、松魚料(梅)、末広、優美和、高砂人形。
京都府は目録、熨斗、帯地料、松魚料、御樽料、寿恵広、子生婦、寿留女、優美和、高砂人形。
奈良県は目録、小袖料(松)、御酒料(竹)、肴料(梅)、熨斗(鶴)、末広(亀)、留袖、高砂人形、化粧品。
三重県は目録、熨斗、衣服料、松魚料、清酒料、末広、寿留女、子生婦、呉服、友白髪、高砂人形。
和歌山県は目録、熨斗、小袖料、魚料、酒料、子生婦、寿留女、指輪、高砂人形。
大阪府は目録、熨斗、結納料、清酒料、松魚料、末広、子生夫、寿留女。
兵庫県は熨斗、御袴料、清酒料、松魚料、末広。

三重県の伊勢地方の結納は他の地域と比べて品数が多いのが特徴で、ネックレス、和傘、洋傘、履物、足袋、下駄などが贈られますが、これは「向え傘」「向え下駄」と呼ばれる風習に由来しています。
また、大阪では、女性側から男性側へ記念品を贈る習慣があります。

結婚を考えたら
結婚の報告
結婚披露宴会場選び方
結納について
結婚式の準備
披露宴
結婚式前日・当日の過ごし方
ハネムーン
新生活
ウェディング 豆知識
招待される側のマナー

 


お問い合わせ・運営情報