新郎の衣装選び
新郎の衣装選びで特に意識するべきポイントは、「新婦の衣装とのバランス」です。
新婦を引き立てるために地味すぎる衣装を選ばないようにします。また、会場の雰囲気とのバランスも考えましょう。
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新郎衣装 (洋装の場合)
男性の正式な洋装は、時間帯によって着用する衣装が違うことを知っていますか?
午後6時までであればモーニングコートかフロックコートが正式礼装で、ディレクターズスーツは準礼装となります。
また、夜であればテールコートが正式な礼装で、タキシードが準礼装となります。
新郎衣装(洋装)一覧
名称 |
特徴 |
モーニングコート |
午後6時までの正装です。 乗馬用の正装として誕生したスーツ。 前身ごろは大きくカットされ、背面部分は膝まである上着が特徴。 グレー、共生地のベスト、グレーの縦縞のスラックスを合わせるのが基本的なスタイル。 |
フロックコート |
昼間の礼装です。 正しい礼服として最も古くからあるとされる、由緒正しい正装。 前見頃・後身頃の両方の丈が膝まであります。 立襟シャツとアスコットタイを合わせるのが基本的なスタイル。 |
燕尾服・テールコート (えんびふく) |
午後6時以降の正装です。 ツバメの尾のように見えることからこの名称で呼ばれていますが、 「テールコート」の別称もあります。 燕尾服には必ず白い蝶ネクタイを合わせます。 |
ディレクターズスーツ |
午前中~昼間の準礼装です。 「重役」を意味するディレクターに由来するスーツで、冠婚葬祭のシーンでマルチに使える。 ジャケットは黒かグレー、ズボンはグレーの縞柄、裾はシングルが基本的なスタイル。 |
タキシード |
午後6時以降の準礼装です。 ニューヨークで誕生したタキシード。 必ず黒い蝶ネクタイを合わせる必要があるため、タキシードのことを「ブラックタイ」と表すこともある。 黒蝶ネクタイ、ベストかカマーバンド、立襟シャツなどと合わせます。 |
新郎衣装 (和装の場合)
正装の和装は、紋付羽織袴ですが、その紋の数によって格が変わります。
新郎衣装(和装)一覧
名称 |
特徴 |
紋付き羽織袴 |
五つ紋の黒羽二重の羽織、2枚重ねの長着、仙台平または博多平の袴のことです。 長着は上が五つ紋の黒羽二重、下がグレーか茶色の羽二重となります。 |
色紋付き羽織袴 |
色紋付き羽織袴は略礼装ですので、花嫁が白無垢や色打掛けを着用する場合は格が合いません。 紺色、青色、グレーぼかしなど、バリエーションが豊富です。 |
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