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結婚報告時の基本マナー

相手の両親宅を訪問する際、または別の場所で会う際は一人の大人として、大切な子どもの結婚相手としてふさわしい態度で臨むようにします。
ここでは、挨拶当日の基本的なマナーをご紹介します。

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手土産の用意

初めてご両親のもとに挨拶に行く場合は手土産を持参するようにしましょう。
手土産の金額としては3000円から5000円程度が目安です。
あまり高価なものは相手にプレッシャーをかけてしまうこともあるので注意が必要ですが、気楽に考えてもらえるのであれば問題ありません。
手土産として一般的なものは、お菓子、旬の果物、お酒などの飲食物ですが、自分が一度食べて満足したものであればなお良いでしょう。
甘いものが苦手な場合やお酒が飲めない場合もあるので、事前に好みを把握しておくようにしましょう。

 

玄関に通されたら

まず、冬場であればコートやジャケットなどのアウターは脱いでおきます。
玄関に通されたら「初めまして。私○○と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。」とお礼の言葉を。
靴は上がってからそろえ、部屋に通されたら下座に座るよう意識しましょう。
しかし、下座・上座関係なく、相手のご両親が用意した席がある場合にはそこに座るようにします。
みんなが着席したところで手土産を渡します。

その後はまず自己紹介から。
二人が付き合うようになったいきさつなどを簡単に話し、相手の両親にも何か質問したりして場の空気を和らげましょう。
当人だけでなく、相手の両親も結婚の挨拶を待っているのですから、どきどきしているのはお互い様。
空気が和らいだところでいよいよ結婚の挨拶です。

 

結婚の許しを得る

結婚の挨拶については、男性側の両親への報告であっても、女性側の両親への報告であっても、男性から切り出すのが一般的。
相手の親の名前を呼ぶ際には、まだ結婚が決まったわけではないので「お父さん、お母さん」などとは呼ばず、「○○さんのお父さん(様)、お母さん(様)」と呼ぶように気をつけましょう。
挨拶の際には、よく聞くフレーズである「お嬢さんをください!」という言葉は避けて。
交際相手を「モノ」と扱われているようで、いい気持ちにならないご両親もいらっしゃいます。

・ 「お嬢さんとの結婚をお許しいただけませんでしょうか」
・ 「お嬢さんと結婚したいと思い、ご報告に参りました。ご承諾いただけますでしょうか」

というような言葉を選択するようにしましょう。

 

 

相手の家に宿泊する場合

相手の家が遠方にある場合は、なるべく近くのホテルを予約するようにします。
もう家族になるんだし実家に泊まってもいいんじゃないかと思うこともあるかもしれませんが、結婚前の二人ですので既に親公認で同棲などをしている場合を除いては嫌な気持ちになるご両親もいらっしゃるかもしれません。
あらかじめ「ホテルを予約しようと思う」という旨を伝えて様子を見てみましょう。
「せっかくなんだから泊まってもらったら?」などご両親側からの許可が下りた場合のみ、実家に泊まるようにします。

男性側の実家に女性が泊まることが前もって分かっている場合は、エプロンを1枚用意していくといいでしょう。
「何かお手伝いすることはありませんか?」と尋ね、手伝って欲しいと言われた場合には積極的に手伝うようにします。
「まだお客様なんだからゆっくりしてて」と断れても、「色々と教えていただきたいので」と声をかけてみて。 それでも断られたらお言葉に甘えて、彼やお父様とゆっくり過ごしましょう。
このとき、あまりしつこく食いついてしまうとかえってマイナスな印象に。

男性・女性とも、お風呂を勧められた場合はまだ入っていない人に対して「失礼してお先にいただきます」など一言声をかけて入浴するようにします。
上がる際には湯船に髪の毛が落ちていないか、せっけんの泡が散らかったままになっていないか、浴室の床は水浸しになっていないか、など気にかけて上がります。

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