結婚式当日のマナー
結婚式当日は新郎新婦が主役であるということを忘れずに、新郎新婦の大切な思い出に残る一日となるようできる限りの祝福をしましょう。
ここでは結婚式当日のマナーや披露宴の服装、披露宴中のマナーについてご紹介します。
結婚式会場に着いたら
挙式・披露宴会場にはなるべく早めに到着するようにします。
最低でも30分前には会場に着くように出発しましょう。交通渋滞が生じている場合も想定して、遅刻やギリギリに到着するような事態だけは避けるようにします。
披露宴が始まる15分から20分前には受付を済ましておくようにしましょう。
通常、新郎側の招待客受付と新婦側の招待客受付が区別されていますので「本日はおめでとうございます」という言葉を添えて、持参しているお祝いを「ふくさ」から出し、両手を添えて渡します。
もし受付が区別されていない場合には、新郎新婦との関係と自分の名前を伝える必要がありますので、「本日はおめでとうございます。新婦の○○さんの友人で○○(フルネーム)と申します。お招き頂きありがとうございます。」と挨拶しましょう。
お祝いを渡したら、芳名帳へ住所と氏名を書き入れます。
夫婦で出席する場合も、夫が記載した後、妻が自筆で名前のみを書き入れます。
受付を済ませると席次表が渡されますので、自分の席を確認します。
式場の中に通されるまで控え室で待機する場合があります。
新郎新婦のご両親や親族の方がいらっしゃる場合には「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を伝えるのが礼儀です。
また、控え室では懐かしい友人に再会することもありますが、嬌声をあげたり大声で笑い合って周囲に迷惑をかけたりすることのないように注意しましょう。
ご祝儀は「ふくさ」に入れて持参すること!
ふくさとは絹などで作られた小さい風呂敷(ふろしき)のことです。
ご祝儀をむき出しで持ち歩くと非常に無作法な印象を与えてしまいます。
男性はスーツの内ポケットがありますが、女性は結婚式用のバッグに入らなかった場合もふくさに包んで持ち歩くことで洗練された印象を与えるでしょう。
慶事と弔事ではふくさの包み方は異なります。結婚式の場合は下記のように包みます。
ふくさの包み方(お祝い事の場合)
1:ふくさのやや左にご祝儀を置きます。
2:左、上、下、右の順でご祝儀を包みます。
3:表にした際に、左側の上下に小さな三角形ができていることを確認しましょう。
披露宴当日の服装
披露宴で着ていくべき服装は、自分がどの立場で招待されているのかによって異なります。
主賓としてなのか、上司としてなのか、友人としてなのか。また、時間帯によっても正しいとされる服装は異なってきます。
披露宴中のマナー
披露宴の最中の基本的なマナーや席を中座する場合やトラブルが生じた場合の対処法などをご紹介します。